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皆さんこんにちは!
アートペインズ株式会社、更新担当の中西です。
第4回「塗装工事の費用と見積もりのポイント」に続く、第5回塗装工事雑学講座は、「塗装工事の耐久性を左右する下地処理の重要性」をお届けします。いかに高級な塗料を使っても、下地処理が不十分では長持ちしません。今回は、下地処理の役割と具体的な手順、チェックすべきポイントをご紹介します♪
目次
密着性の確保:旧塗膜や汚れ、錆を除去しないと、新しい塗膜が剥がれやすくなります。
均一な塗膜厚:凹凸を平滑にすることで、塗料がムラなくのり、紫外線や雨風からしっかり守ります。
劣化予防:クラック(ひび割れ)やチョーキング(粉吹き)を防ぎ、塗装サイクルを長くできます。
目的:ホコリ・カビ・古い塗膜を一気に洗い流す
ポイント:150〜200bar程度の水圧で、建物へのダメージを避けつつ徹底洗浄
手作業ケレン:ワイヤーブラシやサンドペーパーで、細部の汚れ・錆を除去
電動ケレン:ディスクグラインダーで広範囲の旧塗膜を効率的に剥がす
ひび割れ補修:エポキシ樹脂注入やパテ埋めでクラックを完全封鎖
モルタル欠損部:専用モルタルで欠損を整形し、均一な面に仕上げる
役割:下地と上塗り塗料の密着を高める
選び方:外壁・鉄部・木部など素材に合ったプライマーを使用
工程 | 確認項目 | 合格基準 |
---|---|---|
高圧洗浄 | 旧塗膜・汚れの残留 | 目視で完全に除去 |
ケレン | 錆や旧塗膜の剥がれ | 金属面が均一に露出 |
下地補修 | クラック・欠損部の充填 | 表面に段差・隙間がない |
プライマー塗布 | 膜厚・乾燥状態 | メーカー指定膜厚&乾燥時間を遵守 |
季節を選ぶ:気温15~30℃、湿度80%以下の日を狙う
職人の腕:下地処理は経験がモノを言う工程。信頼できる業者選びが重要
材料品質:下地補修材・プライマーはメーカー推奨品を使用
施工後チェック:下地処理完了後にお客様立ち会いで確認いただくと安心
密着性・均一性・耐久性は全て下地処理で決まる
高圧洗浄~ケレン~補修~プライマーの各工程を丁寧に
チェックリストで品質を見える化し、お客様にも安心をご提供
アートペインズ株式会社では、下地処理を最重視した高品質施工をお約束します。次回は第6回「仕上げ塗装の色選びと配色テクニック」をお届けしますので、お楽しみに!